ヒャダイン「こんなに楽しいものとは思わなかった」

 ももいろクローバーZのプロデューサーとして知られる音楽クリエイターのヒャダイン(前山田健一、33)が16日、都内で初ライブを開催した。


 普段は“裏方”として活動しているが、この日は自身が主役とばかりにロールプレイングゲーム仕立てのショーを自ら演出。アンコールでは、ファンをステージに呼び込んでダンスを一緒に踊るなど、やりたい放題で「ワンマンライブが、こんなに楽しいものとは思わなかったです」と、今後もさまざまな形でライブを企画することを誓った。

ヒャダイン 初ライブに興奮「こんなに楽しいものとは」

 ももいろクローバーZらをヒットさせたプロデューサーで歌手のヒャダイン(33)が16日、東京・渋谷WWWで初ライブを行った。


 台風の影響で昼公演に間に合わなかったファンのため、夜公演では急きょライブビューイングを実施。計800人のファンを喜ばせると「ライブがこんなに楽しいものとは思わなかった。台風なのに集まってくれた皆さんの熱意に大感謝!」と興奮気味に話した。

ももクロ、西遊記コスプレで“したコメ”降臨!あの名曲を大熱唱

人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ」が9月16日(月・祝)、「第6回したまちコメディ映画祭 in 台東」の特別プログラムとして東京・浅草公会堂で開催された「堺正章リスペクトライブ」に、堺さん主演の人気ドラマ「西遊記」のコスプレ姿で登場した。

〔堺正章と熱唱する「ももクロ」メンバー〕

この日、ももクロの出演はサプライズだったが、会場には“モノノフ”と呼ばれる熱狂的なファンが多く来場し、孫悟空に扮したメンバーの百田夏菜子(レッド)は「私たち今会えるアイドル」という普段の挨拶をもじり、「私たちシークレットでも隠し切れないアイドル」と会場の熱気に驚きの様子だ。


ちなみにほかのメンバーは、それぞれのイメージカラーを基に、玉井詩織(イエロー)が猪八戒、佐々木彩夏(ピンク)が三蔵法師、有安杏果(グリーン)が沙悟浄、高城れに(パープル)が馬に化身した玉龍に変身。


ライブでは「西遊記」の主題歌であるあの名曲「ガンダーラ」(オリジナルはゴダイゴ)やヒット曲の「労働讃歌」、また映画祭総合プロデューサーのいとうせいこう氏が作詞を担当した「5 The Power」(最新アルバムに収録)など計4曲を披露し、浅草を熱狂の渦に巻き込んだ。


この日行われたリスペクトライブには、「ももいろクローバーZ」を始め、「浅草ジンタ」、「ポカスカジャン」、鈴木慶一とKERAによる新ユニット「No Lie-Sense」、「ホフディラン」、「NONA REEVES」、堂島孝平が出演し、オリジナル曲はもちろん、堺さんに縁が深い楽曲のカバーも披露。最後は堺さん本人も登場し、1971年の大ヒット曲「さらば恋人」を一緒に披露した。


ライブ終了後にはこの日、4日間の日程を終えて閉幕を迎える“したコメ”のクロージングセレモニーが開催され、「笑いを通して人々に元気を与えたコメディアン」として堺さんが、「コメディ栄誉賞」を受賞した。「この素晴らしい賞を素直に受け取りたい。最近はスポーツ新聞を見ても、だいたい“堺雅人”の話題でストレスが溜まっていたんですよ(笑)」と茶目っ気たっぷりの堺さん。


一方、百田さんは「ずっとダンディな堺さんでいてください」と大先輩の偉業に文字通りリスペクトの意を表した。


実は堺さんの実父で、喜劇俳優の堺駿二さんは浅草で修業を積んだそうで「東京の中でも一番人情味があふれた町。温かい歓迎に、感激と名誉を感じる」と思いは格別。今年の映画祭では、コメディアンとしての堺さんをフィーチャーし『ザ・スパイダースの大進撃』(’68)、『街の灯』(’74)が特集上映された。
おすすめ
記事検索
  • ライブドアブログ